停滞する紳助と進歩する松本のお笑い感性 M-1 2008年(第8回)の考察その2

AmazonプライムでM-1を鑑賞中です。2001年に始まったM-1を一気にみて感想を書いています。今回は2008年に開催されたM-1グランプリ第8回大会を観ての感想の続きです。

停滞する島田紳助と進歩する松本人志のお笑い感性

ネタ後のインタビューでは「緊張したけど楽しくできた」系のコメントが流行りのようです。世間的にポジティブがウケだしたころでしょうか。

もひかん
テレビ界隈でベッキーがブイブイいわしてるころでしょうか。数年後にはどん底に落ちるとも知らずに。
にんさん
え?
もひかん
ちなみに僕はベッキーが営業ポジティブで良い子を演じていることを見抜いていました。笑 
にんさん
今日のもひかん毒があるなあ。

この年からやけに松本と紳助の点数にバラツキが出始めました。きっと松本の笑いの感性が常に進化している証拠だと思います。紳助が、みんなレベルが高いからあとは好みで点数にバラツキが出る、と言ってごまかしていましたが、苦しい言い訳に聞こえてしまいました。この年から「ボケの数」という概念をみんなが語りだしました。笑いを理論的に分析する嫌な時代に突入しました。

もひかん
テレビで「ボケの数が~」とか言い出したやつ責任とれよ、ほんと。
にんさん
今日荒れてるなあ。

また爪痕を残した笑い飯

笑い飯西田が敗退したときの「おもてたんとちがーう!」は私の中で伝説です。敗退時のコメントで今までで一番笑いました。NON STYLEに対するコメントはみんな面白くて、愛を感じました。この頃には審査員の発言に対する影響力はわかっているはずなのですが、ディスりが止まりませんでしたね。

何年も前のM-1を見ていると、そのとき推されていたお笑い好きの女性タレントが観客席に座っていて時々映ります。あたりまえですが、当時の流行りの髪型やメイクなので、すごく古さを感じます。ギャル曽根とか若くてびっくりします。矢口真里も数年後にいろいろあるのにと思い、ついついそういう目でみてしまいます。漫才以外でも楽しめるところがたくさんあります。

M-1で傷付いた戦士たちに救いの手を

最後に今田耕司が「優勝を逃したコンビ、皆さんも素晴らしかったです!」で締めくくりました。本当にその通りだと思います。M-1で優勝できなかったからといって、最下位だからといって、面白くないわけではありません。M-1の最下位に負け犬イメージが付くのをなんとかしてあげたいですね。スポーツ界でもよくある話で、オリンピックに出ることが決まったらみんな群がるのに、メダルを逃すと誰ひとり見向きもしなくなりますよね。こういう状況を救う四字熟語や故事成語をずっと探しているのですがなかなか見つかりません。誰か探してくれませんか。「負けても勝ってる」「ビリでも頂点に近い」みたいな意味の言葉を作ってください。

もひかん
あったらいいな。

続いては

笑い飯の鳥人で100点が生まれた年 M-1 2009年(第9回)の考察その1

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