R-1グランプリ 2022をみた感想と確信したこと

今さらですがR-1グランプリの感想を書きたいと思います。M-1グランプリがオワコン化した今、頼れるのはR-1だけだったのですが…。

先に言いたいことだけ言わせてもらうと、お笑い界はここ数年で鶏口牛後の時代になりましたね。ということです。とにかくそれだけを言うためにこの記事を書いています。これからお笑い芸人を目指す人に気づいていてほしい、吉本には入るな、という結論です。

鶏口牛後というのは「大きな組織で下っ端にいるよりも、小さい組織で一番手になるほうが良い」的な意味合いです。

昨今の賞レースを見ていると、様々な事務所が軒を連ねています。昔のM-1グランプリでは吉本勢がほとんどでしたが、それはもちろん実力主義で、視聴者である私個人的には良かったんですよ。でもどこからか「吉本びいき」との声があがり、他事務所のたいして面白くもない売れていない芸人が推されて注目されるようになり、それに味をしめた他事務所がさらにM-1グランプリをプロモーション代わりに使うようになり、あげくの果て何の実力もないタレント芸人が「知名度を上げるためだけの賞レースバラエティ」と化してしまいました。M-1グランプリへの愚痴はこれくらいにしておいて、今年のR1グランプリのメンツを見てびっくり!

ファイナリストと所属事務所一覧

kento fukaya  【吉本興業 大阪】

サツマカワRPG  【ケイダッシュステージ】

金の国・渡部おにぎり  【ワタナベエンターテインメント】

ZAZY  【吉本興業 東京】

吉住  【プロダクション人力舎】

お見送り芸人しんいち  【グレープカンパニー】

寺田寛明  【マセキ芸能社】

 

各事務所一人ずつと決められているかのような羅列…さすがに大人の事情を察しずにはいられません。ファイナリストの所属事務所に偏りがないように様々な事務所を入れていることが容易に想像できます。

にんさん
冷めるわ〜

薄々感じてはいたものの、あかん!もう完全に鶏口牛後や!と思いましたね。この時点でネタを見る気も記事を書く気も失せていました。

もひかん
各事務所から一人出られるシステムなのか?!
にんさん
実際のところはわかりません。

もしそうだとしたら吉本興業にいたら一生賞レース決勝にはでられませんよ。分母の数がデカすぎるでしょ。私ならお笑い芸人の少ない事務所に入ってそこでエースを目指すほうが売れる近道だと判断します。

吉本興業は高校野球でいうところの大阪桐蔭です。スター選手ばかりが集まり部員の数も多い中ではレギュラーになることすら難しいでしょう。そのまま日の目を浴びずに消えていった才能があると思うと悲しくなります。甲子園を目指すなら少しレベルの低い都道府県の高校でレギュラーやエースになるほうが甲子園に行ける確率は上がります。そこで注目されればその後プロ野球選手になれる確率も上がります。プロで通用するかどうかは別問題ですが。←ここ!まさにこれが今お笑い界で起こっているのです。高校野球が各都道府県ごとに一校のように、賞レースも各事務所から一組になっていることにより、賞レースのレベルが下がっているのです。それがお笑い界全体のレベル低下にもつながっているのです。

もひかん
由々しき問題

昔ならお笑い芸人になりたければ吉本か松竹かの二択で、たいていが吉本を選ぶことになっていました。でも今は色んな芸能事務所がお笑い部門を持っているので、各事務所から一人システムならば、芸人の数が少ない事務所に入るべきです。そのほうが賞レース決勝に出やすい。でもそこで注目されてもその後通用するかは本人の腕次第なことに注意です。視聴者は素人ではなく視聴のプロなので意外とシビアに見ています。ハリボテはすぐに剥がれるし、長年売れてなくて苦労するにも理由があるわけで。

羊頭狗肉。

鶏口牛後。

もひかん
今日は動物がたくさん出てくるね

 

ちなみにこれから吉本勢はしばらく優勝が難しくなります。嫉妬の対象になっているので、審査員票が入りません。あと、本場大阪の笑いは東京のタレント芸人審査員(毒)には理解できません。東京の笑いの文化は最近始まったので歴史ある大阪の笑いの文化に追いついていません。プライドの高い江戸っ子はおそらくそのこと自体を認めることもないでしょうが。追いついていただけるまでお待ちするしかないのでしょうか。私は東京のお笑いと大阪のお笑いは融合するべきではないと思ってしまっているのですが。大阪のお笑いの発展に支障をきたしていませんでしょうか。別々の文化として成長するべきではないでしょうか。

もひかん
誰に語りかけているのでしょうか。

 

今は強いものが叩かれる時代です。ハラスメントに敏感な時代なので、弱者のほうが強いのです。法律的にも世間の風潮的にも吉本は強すぎるがゆえに弱いのです。面白すぎるがゆえに面白くないのです(他事務所からすると)。お笑い芸人を目指すみなさん、そこのところよく考えてちょうど良い塩梅の事務所を選びましょう。追い風の当たっている事務所がおすすめですよ。でも吉本興業には一流の学ぶ環境や成長の場があることもお忘れなく。

 

地球が温暖期と寒冷期を繰り返すように、世の中もお笑い界も色んな時期を繰り返していくのかもしれません。賞レースに関してはしばらくしたら真の平等・公平が何なのか見えてくると思うので、早くそうなることを願うしかないですね。

 

もひかん
自然の摂理

にんさん
今はある意味氷河期だな

 

R1グランプリの各々のネタの内容は忘れましたけど、審査員は良かったなと。バカリズムが巨人師匠の立ち位置なのがバカリズムらしくなくて捨て身でよかったです。他の審査員もバランスよく配置されていたように感じました。でも5人だと少なく感じてしまうなあ。かといって7人だと多いし…。来年もこのメンバーが審査員だったらいいなあ。

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