一般人審査は大反対だけど、審査はしてみたい
一般人審査に対しては賛否両論というか「否論」しかなかったんじゃないでしょうか。ほぼ人気投票ですし、押すか押さないかしかないので容赦ない結果が出てましたね。第2回大会以降使われることはなくなったので安心してください。でも紳助が一般人審査員を採用した理由もなんとなくわかる気がします。私もそうですが、お笑い好きの中には批評したがりが多いんです。鉄道ファンの中にも撮り鉄、乗り鉄など種類があるように、お笑いファンの中にも色々あって、自分が笑かしたいタイプと、見て笑かされたいタイプと、見て語りたいタイプといるんです。だからオンエアバトルとか爆笑ブーイングとか、観客が審査員になれる番組観覧に私は参加したくてしょうがなかったです。
最近でいうと、女芸人NO.1を決める大会、Wでも一般人審査が導入されていましたが、なんか人気投票感が出てしまうんですよね。だからあんまり好きじゃないんです。だけど審査には参加したい、というこのジレンマ。「審査員は観客です」という前提の番組だと納得いくのかもしれませんね。
最終決戦の2択なんて、優勝だと思うコンビのボタンを審査員が順番に前に出て押していくシステムでしたが、あれは最悪でしたね。
結果的には愛を感じた
まだ第1回ということで粗削りな部分が多すぎて審査に納得がいかない部分が多々ありましたが、全体的にチャレンジ感があって、お笑い界を盛り上げようという島田紳助の愛もところどころ感じられました。逆に漫才師がおもちゃにされた感もいなめなかったですがその後のM-1の盛り上がりを知った上で観ると、M-1自体が一種のエンターテイメントとして成り立っていっているし、色んなドラマが生まれているので、これがその第一歩だったんだな、と感慨深いものがあります。
ここから色々なルールが追加されたりして更に面白い番組になっていくことを思うと第2回大会も続けて観てみようという気になります。2018年時点で、引退した人、解散したコンビ、伸び悩む人、活躍する人、キャラが激変する人などなど、わかったうえで観ているとまた違った楽しみ方ができます。
続いては
敗者復活戦にノーベル賞を。 M-1 2002年(第2回)の考察その1



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