女芸人No.1決定戦 THE W 2018は面白くない?

2018年12月10日に行われた女芸人No.1決定戦 THE W、みなさんはご覧になられましたか?

女芸人限定の賞レースはこの番組のみの新しい試みなので、いち、お笑いファンとしていろいろ勉強しながら観させてもらいました。

出場資格とルールはこちら

賞金1000万円 ネタ時間4分 コント漫才ひとり芸なんでもあり 年齢制限なし

一般審査員401人の投票制

トーナメント形式で2組ずつ審査⇒勝った5組が最終決戦進出⇒くじ引き後順番にネタ披露⇒獲得票数の多い組が優勝 

女芸人ファイナリスト10組

  • ゆりやんレトリィバァ
  • あぁ~しらき
  • 吉住
  • ニッチェ
  • 根菜キャバレー
  • 合わせみそ
  • 横澤夏子
  • 紺野ぶるま
  • 阿佐ヶ谷姉妹
  • 紅しょうが

ファイナリストが発表された時点で、M-1と同じように事前に予想をしてから観ようと思ったのですが、女芸人に特化してお笑いをみたことがないのと、即席コンビやしらないコンビが多すぎて予想ができませんでした。根菜キャバレーと合わせみそに関しては過去ネタも見れませんし。

司会とゲスト

司会はチュートリアル徳井義実と水卜アナ、ブレイクサポーターは志尊淳でした。司会が徳井って意外ですが、進行はほぼミトパンがやるので心配はないようです。徳井もボケたいがため元来ボケたおしのゆりあんレトリィバァとの絡みはボケがぶつかって変な感じになっていました。

ゲストは福原愛、土屋太鳳、ヒロミ、滝沢カレン、中尾明慶、清水ミチコの6人でした。

副音声は松本人志と放送作家の高須光聖です。ゲスト席に机があると審査員ぽくなってしまうので机を取っ払ってしまったそうです。私は副音声なしで一回みてから、2回目に副音声ありでみました。

M-1と比べちゃだめ!

約1週間前に行われたM-1グランプリが面白すぎたのと、暴言騒動やらで世間がまだM-1の空気から離れられていないのもあって私も気持ちが切り替わっていませんでした。M-1と比べちゃだめ!と思いながらみ始めましたが、ついこないだの今日だから無意識に比べちゃうんですよね。

結果的に男芸人の素晴らしさ、今田耕司の司会進行のうまさ、M-1の演出がいかに面白いかが際立つ結果となりました。

賞金1000万円でM-1と同じ賞金にしているけれど、影響力や笑いのレベルははっきり言ってM-1よりは低いです。これで賞金1000万円もらえるなんて男芸人が怒ってきますよ。M-1の準々決勝で落ちている男芸人さんは性転換してこっちに出た方がもしかしたら早いかもしれません。

そもそも女芸人が男芸人と一緒に戦うと弱くて埋もれてしまうがためにこんなコンテストが成立するんですからね。10チャンネルもお笑いの賞レース番組をしたかったというのもあると思いますが。

ちなみに昨年ゆりやんがTHE W優勝後 爆発的に売れたのはこの番組がきっかけではなく、ただ単にゆりやんに実力があったからです。ゆりやんは他にも数々の賞を取っていますし、男性芸人よりもお笑いの才能はずば抜けています。NHK上方漫才コンテスト優勝したときは衝撃でした。女性のピン芸人が優勝するなんてかつてないことですから。

しかもこの THE W、審査方法が一般人投票なんですよね。ありえないですw。一般人投票なんてただの人気投票、もしくは好感度&知名度調査でしかないと私は思っています。でも笑いのレベルがこれくらいで、和気あいあいと楽しく平和に進行したいのであればこの審査方法でも納得です。副音声で松本人志もM-1の騒動を受けて「今はこの審査法がいちばんいい」と強めに言って笑いをとっていましたね。

ごちゃごちゃ言っていますがおすすめはとにかくM-1と比べて観ないことです。M-1と比べるとイライラするだけなので、これはこれ、それはそれ、とわりきって観るのがおすすめです。

いよいよ本編スタートです!各組の感想や結果をまとめていきます。

各組の結果と感想

ゆりやんレトリィバァ 「2連覇を狙う初代女王」

紹介VTRが面白いです。ここだけはM-1に負けていないのでは?と思いました。

昨年の王者なのになんでまた出るん?と言われるけど、ゆりやんは「一生ネタしたい」と。地位や名誉やお金が欲しいのではなく、ただただ自分が面白いと思うことをテレビでみんなに見せたいんだ!と心の叫びに聞こえました。なんか泣けてきました。お笑いのネタ番組がほぼない今、こういう賞レースでしかテレビでネタを見てもらえるチャンスがないということを実感しました。「自信はありますか?」の問いに、わざわざもう一回聞いてもらっていいですか?と言って問わせたあげく、「あります…。…STAP細胞はあります!」とここにきてお笑い芸人が誰もテレビでネタにしてこなかったこのフレーズです。いや~誰も敵わないです!

ネタは「ミヤネ屋」でした。この種類の笑いって一般人に伝わるのでしょうか?一般審査員たちが見えないのでどこの都道府県のどの年齢層に向けていいか演者も難しいでしょうね。さし棒で指すクダリがウケたので何回か乱用してしまっていました。4分と言わずずっと見ていたかったです。副音声の松本人志もクスクス笑っていました。

あぁ~しらき 「苦節18年の主婦芸人」

サンドウィッチマンの一番弟子だそうです。ゆりあんの後だと圧倒的な場数の違いと見せ方の違いの差を感じます。ステージの使い方や声の出し方も全然違いますね(ゆりやんの方が良いという意味です)。副音声の松本さんはサンバイザーがカタカタ言うのが気になったそうです。

投票結果はこちら

ゆりやんレトリィバァ あぁ~しらき
111 290

 副音声の二人は結果を見て意外だという反応をしていました。絶対ゆりやんだと思っていたんでしょうね。私も断然ゆりやんだと思っていましたが、残念ながら敗退してしまいました。

吉住 「世界観コントの新星」

紹介VTRでハードル上げるのいいかげんやめてあげてほしいです。そして紹介VTR面白いな、と最初のゆりやんのときに思ったのは、ゆりやんがただ単に変なボケを入れていたからだと気づきました。 

吉住は政治家のネタでした。年配にウケそうなネタですよね。時事ネタをやるザ・ニュースペーパーとかのライブにゲスト出演したらウケるんじゃないでしょうか。

副音声の松本が最後のほうに「大きいのが1個ほしい」と言ったとたん大きいのが出ないまま終わってしまいました。

ニッチェ 「逆襲のコント師」

ガンバレルーヤよしこの病欠出場辞退からの繰り上げで出場が決定しました。すでに売れているのにギラギラしていてコワかったです。

投票結果はこちら

吉住 ニッチェ
192 209

ニッチェがけっこう僅差で勝ちました。

【副音声松本高須】

  • 笑いの数が多い
  • 審査員は新しいもの(ニュースター)を求めている傾向にあるのかも?

私は一般審査員は何も考えていないと思います。好きか嫌いかで決めていると思います。上沼恵美子と一緒です。だからM-1での上沼恵美子の発言を責めないでほしいんですよね。

根菜キャバレー 「陰と陽の化学反応」

右の人(きったん?)のギャグで持ってる感じでした。左の“陰”担当の人がもう少しキャラ立ちしていればな、という感じがしました。暗いキャラで推していきたいようですが、暗いというより「普通」です。普通の一般市民のテンションってこれくらいですからね。暗さに磨きをかけないと笑えないですよ。とにもかくにも右の人(きったん)が鉄の心臓すぎて尊敬しました。今は原石感がはんぱないですが、バラエティー番組でめっちゃ売れそうです。なんとなくヒロミにはまった感があります。

【副音声松本高須】

  • (ネタがうるさすぎて)公園で練習できないレベル 
  • 右の子の陽キャラが作ったものであったら大変⇒病んでいく人いっぱい見てきた 

合わせみそ 「夢見る妄想漫才」

右の子の歯が多いです。左の子の話すテンポが遅かったり早かったりと狂いすぎていて聞きづらいです。もうちょっと早いテンポでできるはずなのに無理矢理4分に伸ばしているのでしょうか。小学校の読書感想文を文字数無理矢理増やして埋めている感じと似ている気がしました。

【副音声松本高須】

  • もっと間つめたらあと1.5倍詰め込めるのに
  • 歯多い(←でたw)

投票結果はこちら

根菜キャバレー 合わせみそ
92 309

横澤夏子 「無冠のバラエティ女王」

続いてはお互いライバルと言い合っている女の対決です。他人の揉め事は面白いですね(毒) 結婚した女芸人笑えなくなる説が私の中にあるので横澤さんにはそれをくつがえすほど頑張ってほしいです。紹介VTRに素顔で出てきたチョコレートプラネットに一瞬とまどいました。最近IKKOと泉もとやのコスプレでしか見ていないですよね。

もひかん
チョコプラ大好きです

横澤は「肩書が欲しい」と言っていましたが、他の演者みんなそうですからね。ゆりやんは肩書きだらけなのでもういいかもしれませんが、他は優勝狙いにいってますからね。

ネタは「運動会」のネタで、母親あるある(妄想)が盛り込まれていました。“子供がいないのにこのネタを作っていること自体”が面白いということは一般審査員には伝わっているでしょうか。ネタの完成度は高かったように思います。

紺野ぶるま 「負け組からの脱出」

紺野さんて負け組なんですか?そんなイメージなかったです。

女優が里帰りするネタでした。やっぱりひとりコントって説明セリフが多くなりがちですよね。相手の言葉を復唱するクダリもいなめないですよね。横澤さんもそうですけど。

性格の悪さがめっちゃ出ていて、AKBの部分から全部具体的な人の顔が思い浮かぶのでヒヤヒヤしました。でもめっちゃ笑いました。もういっかい見たいな、と思うネタでした。

もひかん
主さん毒のあるネタ好きですもんね
にんさん
面白かったよね~

横澤夏子も紺野ぶるまもファーストステージで当たってしまうのがもったいないくらい好カードで面白い二人でした。

投票結果はこちら

横澤夏子 紺野ぶるま
223 168

【副音声松本高須】

  • 横澤は下ネタしないので紺野と真逆
  • 紺野の女ウケはどうなのか今日でわかる
  • なかなかいい戦いだった

阿佐ヶ谷姉妹 「脱!歌うおばさん」

阿佐ヶ谷姉妹はたまにお姉さんをバラエティ番組でみますが、単独ツアーとかして頑張っていたんですね。笑いを追求していて尊敬します。

お見舞いのネタでした。しょっぱなのサンバイザーがあぁ~しらきとかぶっていて笑ってしまいました。女芸人に人気のグッズなんですね(笑) サンバイザーを置くためだけに用意された後ろの丸椅子の存在も面白かったです。全国ツアーをしているだけあって、とっさのフォローも上手く、鍛えられていました。

紅しょうが 「西の若き強豪」

西の代表で出たからには頑張ってほしいと応援していました。熊元は昔ゆりやんレトリィバァとコンビを組んでいたそうです。関西では水原希子の真似をしているのを見たことがあります。完全にゆりやんとのコンビで出てきてほしかった~と思うけど、今の相方の人がショックだろうからあまり言わないようにします。ゆりあんとのコンビだと両方ボケになるから生粋のツッコミである今の相方を選んだのかもしれませんしね。

紹介VTRにオール巨人とハイヒールリンゴが出てきてまたハードルを上げるのでかわいそうでした。良かれと思ってやっているんでしょうが、10チャンネルはまだまだこういうエンタメ系お笑い賞レースの歴史が浅いのでこんなことしてしまうんでしょうね。昔のM-1を見ているかのようです。来年もやるのであれば改善されていることを願います。ネタ後の「昔好きな人にもらった靴下を肩に入れてきた」でめっちゃ笑いました。このクダリでゆりやんと仲が良かったというのに納得しました。

投票結果はこちら

阿佐ヶ谷姉妹 紅しょうが
217 184

阿佐ヶ谷姉妹はネタ以外での空気作りがうまいです。この辺りはいかにバラエティ慣れしているかがカギになります。特に審査員が一般人となると余計にこの空気作りは大事ですね。これはM-1の記事でも語っています⇒アンタッチャブルから学ぶ、優勝するために必要なこと

紅しょうがは根菜キャバレーに引き続きヒロミにハマったようです。

【副音声松本高須】

  • 巨人とリンゴPTA役員やん
  • 紅しょうが4分じゃなかったら
  • 紅しょうがはいくよくるよ系 
  • ほんとは10分15分やるタイプ 
  • 投票前の予想では「あっちかなあ」(あっちとは阿佐ヶ谷姉妹?)
  • 阿佐ヶ谷姉妹の、柿がお姉さんの顔に当たって「イタッ」と言ったのがアクシデントなのかネタなのか気にしています 

最終決戦レポート

ネタ順はくじ引きで決まりました。

  1. 阿佐ヶ谷姉妹
  2. あぁ~しらき
  3. ニッチェ
  4. 合わせみそ
  5. 横澤夏子

一気に5組連続でネタを披露します。前半がかなり不利になりますがこの構成で大丈夫でしょうか。M-1との差別化でしょうか。ここから各組の感想をまとめます。

阿佐ヶ谷姉妹

「誘拐」

【副音声松本高須】

  • 面白いリットン調査団 
  • 調子いいときのリットン調査団 
  • いい感じの焼き上がりなったねえ 
  • 面白い(←松本人志が面白いって!よかったね!)

あぁ~しらき

「男か女か」

この人優勝する気あるのでしょうか。ネタ中ヒロミに振るってすごい勇気ですよね。でも特に振る必要はなかったように思います。

ニッチェ

「息子の彼女」いいとこついたなあ感はありました。確かに私も嫌ですが、こんないい子は黒のマスク付けないんじゃないかとも思います。ツメが甘いですね。愛ちゃんも黒派らしいですし(笑) 副音声松本いわく「宮迫もちょこちょこする」らしいので。

合わせみそ

1本目同様、テンポのムラが気になります。左の子が右のよっちゃんに合わせている様子です。この二人は即席コンビなので、あとで二組の本来のコンビのテンポをみて確認してみようと思います。右の人が男好きっていうキャラにみえないというかなんというか…。舘ひろしがかなり悪者にされたので、ネタ後に徳井が舘と神田のフォローを上手にしていました。

横澤夏子

「回転ずし」での家族あるある(妄想)でした。また完成度高いですね。1本目に引き続き相手のセリフの復唱はいなめないです。ひとりだから仕方ないです。何回も言いますが、一般審査員の方々には、”子供がいないのにこのネタを妄想して作っているという怖さ”を前提にみてほしいです。このあと少し横澤夏子の「にがにが」がプチブームになっていて面白い状況になりました。「にがにが」って言いたくなりますもんね。

ネタの後にゲストのコメントが入るのですが、みんなのコメントが平和すぎて締まりがないです。M-1に比べて、なんて当たり障りないんだろうと。M-1だったらボロクソ言われてるレベルのネタのはずですが、女性がボロクソに言われてたらきっとみていられないし、この番組にはこのぬる~い感じがちょうどいいんですよね。

もひかん
M-1とくらべちゃだめ!

とろサーモン久保田のM-1暴言騒動イジリも少し

清水ミチコが「ふと感じたんですけど私いちばん右端にいるおばさんなんですよね。今話題の」と言い出しました。徳井がすかさず「やめてくださいよ!それ以上言わないでください!うちの事務所ピリピリしております!」で返し、一切広げることはありませんでした。

もひかん
ひぃぃぃぃ

最終決戦の投票結果はこちら!

阿佐ヶ谷姉妹 横澤夏子 ニッチェ 合わせみそ あぁ~しらき
184 114 37 35 31

 5組連続披露となると前半不利かと思いきや、1番手の阿佐ヶ谷姉妹が優勝しましたね。阿佐ヶ谷姉妹が5番目に披露していたら圧倒的に得票数を獲得しての1位だったんでしょうか。松本人志の発言で空気が阿佐ヶ谷姉妹に寄っていった感じもしますが。

個人的には横澤夏子かなあなんて思っていたので、ちょっとよくわからない結果でした。後半は笑いに関しては何も語りたくなくなってきたし、誰が優勝しても逆の意味で文句はないです。ただ年老いた女芸人に賞金1000万円が渡って良かったし、平和に終わったんじゃないでしょうか。

副音声は見ごたえがありました。松本人志と高須光聖の会話が面白かったです。志尊淳くんの「W」やカレンのコメント時のイジリが大半だったような気もしますが(笑)、それが待ち遠しいくらいクセになってしまいました。

副音声とはいえテレビなので言えないことが多いらしく、口をつぐむ場面があって残念でした。彼のお笑いに対する考えで、ロジック的なことは語れないのか、演者に対する優しさなのかはわかりませんが、その点では少し物足りなさはありました。私はIPPONグランプリのような副音声を期待していたのですが。

私は1回目主音声、2回目副音声でみましたが、本編の女芸人のネタよりも副音声の松本さんとの中継のほうが面白いというなんともいえない現象が起きていました。まあ松本人志は天才だから仕方ないか。

もひかん
HITOSHI MATSUMOTOですから。
にんさん
KEISUKE HONDA的な?

賞レース感想まとめはこちら

 

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